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ダニはそのほとんどが非常に小さく気付かないうちに人と関わりを持っています。昆虫ではなくクモなどの様な節足動物に近縁です。確認されているだけで20,000種以上、その中でも人に被害をもたらすのは10数種しかいません。そして生態的に大きく3つに分類できます。屋内性で食品や人から分泌される皮脂やフケなどを摂取し、その死骸がアレルゲンとなり被害をもたらす種、草むらなどで待ち伏せして人と摂食した時に飛び移り吸血被害をもたらす種などです。人はこれらのダニによって気管支ぜんそくや皮膚炎、吸血による病原菌の媒介により被害を受けます。このような一部のダニの生態についてご紹介します。
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分類 節足動物門 ダニ目
脚の数 幼体 6本 ・ 若体〜成体 8本
無翅
ステージ 卵→幼体→若体→成体


【コナヒョウヒダニ】
屋内性のダニの中では本種などのヒョウヒダニ類が一番多く室内に生息します。絨毯や布団、ソファーなどや家具類に多く生息し大繁殖すると死骸や糞がアレルギーの原因となります。人の皮脂やフケなどを摂食し高温多湿な環境を好みます。生息密度が高くなると数ヶ月間は発育を休止することが知られています。

【ヤケヒョウヒダニ】
ヒョウヒダニ類は室内でもっともよく見つかるダニです。コナヒョウヒダニよりはやや小型ですが目視での分類は難しく雄の肛板、雌の上生殖板の形状で同定します。コナヒョウヒダニより若干多湿な環境を好みますが混成していることも多くあります。死骸や糞、脱皮殻がアレルゲンとなるため大量発生には注意が必要です。

【ケナガコナダニ】
体の後端部より非常に長い毛を持つのが特徴で食品に大発生します。砂糖や味噌などの調味料の他、小麦粉や糠、菓子などを摂食します。また、新築時の和室の畳に大発生することがあります。ヒョウヒダニ類より多湿な環境を好みカビや酵母を摂食することにより繁殖率が上がります。

【イエニクダニ】
屋内性のダニ類としては好適温度が低く12月〜1月に大発生します。温度15℃、湿度70%以上を好み冬季に暖房を使用し壁面が結露した環境を好みます。カビを好み変質した食品や家具、畳などに発生し不快感を与えます。サヤアシニクダニに似て腹部から放射状の毛が生えます。

【サヤアシニクダニ】
食性はケナガコナダニと類似していて貯蔵穀物(小麦粉・糠・煮干・砂糖・米など)やカビ、酵母などを好みます。大発生すると穀物などの発生源から徘徊し食器棚や冷蔵庫などに移動し不快感を与えます。体表から放射状に生える毛が特徴的で寒冷期に大発生することがあります。

【サトウダニ】
コモンネームの由来の通り、よく砂糖に多く見られますが味噌などにも発生します。サトウダニは砂糖でもグラニュー糖や上白では繁殖しません。三温糖や黒糖など水分、窒素分などの不純物が混ざった祖製品で繁殖します。高温を好み多湿になると繁殖しますがヒョウヒダニ類やコナダニ類などのように広範囲に広がる自体にはあまりなりません。比較的、食物の廻りに群がります。

【タンカンマヨイダニ】
自由生活をするダニで室内の塵芥から見つかることが多くコナダニ類やササラダニ類のように塊で見つかることはまずありません。単独で非常に活発な動きをするため壁の色によっては目立つこともあり気付かれるようですが他のダニや小昆虫を捕食する生態を持ち人への被害はありません。


【ホソツメダニ】
ホソツメダニはツメダニ類の中でも室内塵中に発見されることが比較的多く他種同様、ダニ類や小昆虫を捕食します。国内全土に生息し高温多湿を好み大発生すると被害が急増します。

【クワガタツメダニ】
クワガタツメダニの大きな特徴は桑のような大きな顎になります。ツメダニ類の中でも強大です。体長が1mm程度と大きく肉眼でも容易に視認できます。多くのツメダニ類同様、他のダニやチャタテムシなどの小昆虫などの体液を吸う食性のダニで人から摂食することはありませんが偶発的な接触により人に痒みをもたらします。

【ミナミツメダニ】
ミナミツメダニ最大の特徴はその体色でオレンジ掛かった黄色をしています。他のダニと比べても体色の違いで容易に区別できます。他のツメダニ同様、皮膚接触により人に痒みをもたらしますが吸血はしません。


【イエダニ】
ネズミ類(特にクマネズミ)に寄生する吸血性のダニで直接、人へ寄生することはありません。建物に侵入したネズミが何らかの要因で死亡したり満腹時にネズミから離れたイエダニが再び吸血をする際、ネズミがそこにいない状態で寄り主を失い二次的に人が吸血されます。未吸血時は乳白色で吸血時は鮮明な赤色になりますが時間の経過と共に黒褐色になります。


【ワクモ】
家禽や鳥類が自然宿主になるワクモは吸血性のダニの一種です。外観はイエダニと似ていますが生態的な相違点がいくつかあります。ワクモは基本的に家禽類が休息する夜間に吸血します。対象が活動中は集合フェロモンにより地面の割れ目や材の繋ぎ目などに集まり交尾や産卵をしています。人から吸血しますが繁殖には鳥類の血液を必要とするため鳥のいない環境では次第に死滅します。


【トリサシダニ】
鳥類に寄生し吸血するダニで二次的に人から吸血します。ハトやムクドリが建物に営巣し、そこで大量に繁殖したトリサシダニは宿主を離れ室内に侵入します。体色は淡灰色で幼体は乳白色をし吸血するといずれも黒褐色になります。

【スズメサシダニ】
鳥類を寄主とする吸血性のダニでハトやムクドリ、スズメ、ツバメに多く見つかります。家禽からも多く見つかります。通常は乳白色をして吸血後は赤褐色になり外見上はトリサシダニとの区別は困難です。トリサシダニより一回り小さく巣から徘徊するスズメサシダニは積極的に人から吸血します。

【ネズミトゲダニ】
ネズミ類に寄生する種で特に家ネズミではドブネズミに多く見受けられます。吸血性のダニ類でネズミの血液に依存しますが人に寄生することはありません。卵胎生で第一若虫以後吸血します。イエダニ等のように人を吸血することがないため誤同定に気を付ける必要があります。

『マダニについて』
屋外生息性のダニで屋内には生息しません。哺乳類、鳥類、爬虫類に寄生し吸血します。幼体、若体、成体と各ステージに1回づつ吸血します。マダニの被害で最も重要視しなければならないのは感染症です。日本紅斑熱やライム病、近年感染が報告されている重症熱性血小板減少症候群(severe fever with thrombocytopenia syndrome:SFTS)を媒介します。吸血されないよう肌の露出を控えマダニの生息する草地などへの侵入をなるべく避け持ち帰らないよう注意が必要です。

【フタトゲチマダニ】
ダニ類の中ではとても大型で2〜3mmあり飽血時には10mmを超えます。草地や山林に多く哺乳類や鳥類に寄生しますが市街地にも多く犬の散歩や草地で子供が遊び持ち帰ることがあります。国内でのマダニの被害で最も被害の多い種です。
フタトゲチマダニ飽血時
飽血時腹面
産卵
群れる幼体
フタトゲチマダニの歩行
孵化後の幼体群
【タカサゴキララマダニ】
国内に生息するマダニ類の中で最も大きく体長は雌で7mm程度、雄で6mmあります。飽血状態になると2.5cmを超える個体もいます。雌雄異色で雌は赤褐色、雄は暗褐色をしています。温暖な気候を好み関東以西に生息が確認されています。
タカサゴキララマダニ成体♀
タカサゴキララマダニ成体♂
タカサゴキララマダニの腹面
タカサゴキララマダニの頭部
哺乳類に寄生する成体

【カベアナタカラダニ】
人に危害を加えることはなく不快感のみ与える種で体長1mm前後と比較的大きく体表は鮮紅色でとても目立ちます。4月末から6月に掛けてコンクリートやアスファルトの表面に突然出現して徘徊し稀に屋内にも侵入します。潰すと体液で衣服などは汚染されますが無毒です。餌は不明であり塵介にある有機物や昆虫の死骸、花粉などと考えられています。


ダニの寿命は好条件で100日前後です。100日生きたダニは100個程度産卵します。その卵から孵ったダニもそれぞれ同様に成長し産卵します。またダニは100日間生存したと仮定すると500個以上の糞をします。生存期間に排泄された糞と寿命を全うした個体は死骸となり、その全てがアレルゲンとなるためネズミ算式にアレルゲンが増えていきます。


屋内に発生するダニは様々ですが当然屋内の環境に適さない限り侵入はしません。したがって屋内に侵入するダニの種類それぞれの好適温度・好適湿度・生息場所は似通っています。ダニの好適温度は25〜30℃、好適湿度は60〜70%以上、生息場所は和室の畳が重点的で繊維の細かい布団や絨毯、餌の豊富な食品庫、湿気が溜まりカビの生えやすい環境に混在します。
ダニの種類 好適温度 好適湿度 生息場所
チリダニ類 25〜28℃ 60%以上 布団・ラグ・畳
コナダニ類 25〜28℃ 70%以上 畳・食品・食器棚
ツメダニ類 27〜30℃ 70%以上
イエササラダニ類 25〜28℃ 70%以上 畳・ラグ
ニクダニ類 15℃ 70%以上 畳・食器棚・家具裏

チリダニは餌が有る場所に集まります。チリダニの餌は人間から排出される皮脂やフケです。人が長時間居る寝具やソファーには大量の皮脂やフケが堆積しています。なお、人から発する汗は寝具やソファーに吸収されチリダニにとって適度な湿度が保て生息環境として好条件となります。また、食品にもたかるため放置をされた小麦粉などがカビで劣化しているようなものでも繁殖します。

鳥の巣で大発生したコナヒョウヒダニ
居酒屋テーブルで大発生したムギコナダニ

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