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ゴキブリが出現したのは約3億年前までさかのぼり「生きた化石」とも呼ばれています。古生代から絶滅せずに生き延びてきたにも関わらず、その外見や生態により人に忌み嫌われています。ゴキブリは全世界に約4000種知られています。その内建物に侵入するのは、ほんの数パーセントに過ぎません。その一部の建物へ侵入するゴキブリにより衛生上、細菌を拡散し人に被害をもたらします。非常に繁殖力が強く、殺虫剤にも耐性のある種類も出現し駆除自体が難しくなって来ているのが現状です。
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【クロゴキブリ】

国内では建物で一番多く見る種は、このクロゴキブリです。クロゴキブリは外来種で寒さに強く北海道の一部を除く日本全土に生息しています。 生息場所は室内よりも屋外が多くゴミ置き場の廻りや排水マスなど食物や水がある場所を好みます。成虫になるまで2年ほど掛かり冬季は越冬します。 屋外のブロックや石の下などで冬眠します。クロゴキブリの成虫は文字通り黒褐色でツヤ光していて見るものに不快感を与えます。中齢〜終齢幼虫は赤褐色〜茶褐色をしていて個体差がありますが初齢幼虫は黒褐色で腹部に白色の横線が入ります。

【チャバネゴキブリ】

チャバネゴキブリ成虫♀

チャバネゴキブリ成虫♂

チャバネゴキブリ幼虫

チャバネゴキブリ卵鞘

卵鞘孵化

スチール台下営巣

アングル下営巣

ビニール袋内営巣
現在、国内で一番多く生息していると言われているのがチャバネゴキブリです。原産国は東南アジア等の温暖な地域で本土では越冬できないため屋内にのみ生息し、翅はありますが飛べないため物品の移動などにより生息範囲を拡げています。成長がとても早く、条件が揃うとものすごい繁殖力で増えていきます。 生息場所は主に厨房や台所などの食べ物と水がある場所です。電化製品のモーターなどの暖かい場所にいます。チャバネゴキブリ成虫は黄褐色〜茶褐色をしていて胸部に末広がりの斑紋があります。幼虫は黒褐色で中央に黄褐色の斑紋が入ります。屋外には本種に非常に良く似たモリチャバネゴキブリが生息していますが、胸部斑紋に差異があり本種は良く飛びます。

【ヤマトゴキブリ】

ヤマトゴキブリ成虫♀

ヤマトゴキブリ成虫♂

ヤマトゴキブリ幼虫

ヤマトゴキブリ♂前胸背板

ヤマトゴキブリ♀短翅

羽化直後

ヤマトゴキブリ卵鞘
国内在来種であり昔から屋内に侵入してきたヤマトゴキブリですが現在はクロゴキブリにその生息域をおびやかされ、屋外においやられた感があります。屋内ではクロゴキブリと行動範囲は類似していますが、屋外には森林などの倒木の下やうろの中にいることが多く昆虫の死がいや樹液を吸って生活しています。ヤマトゴキブリの成虫は雌雄異型で雄は有翅、雌は短翅なので簡単に区別できます。ヤマトゴキブリの雄はクロゴキブリと似ているため一般の方が区別するのは少々難しいですが、クロゴキブリに比べて細身でつやがないことで区別できます。幼虫もクロゴキブリと比べると黒褐色の個体が多いです。

【ワモンゴキブリ】


ワモンゴキブリ若齢幼虫

明瞭な胸部紋様

粘着板に捕獲されたワモンゴキブリ
国内で家屋侵入性のゴキブリとしては最大種です。温暖な地域からの外来種で本土では、南西諸島や小笠原諸島では帰化しています。関東エリアでも、地下街の飲食店やマンホール内など一年中暖かい場所での生息が確認されています。ワモンゴキブリは、40〜50mm弱の大きさで翅は茶褐色でつやがあり、胸部は乳白色に特徴的な斑紋があります。幼虫期はクロゴキブリと同じく褐色〜茶褐色ですが胸部側縁により明るい紋様があります。卵鞘は非常に短いのが特徴です。

【コワモンゴキブリ】

国内での家屋侵入性ゴキブリの中では一番綺麗な種ではないでしょうか?ワモンゴキブリ同様、温暖な地域からの外来種で生息域もワモンゴキブリと合致します。関東エリアでは発見は非常に稀でやはり地下街の飲食店やマンホール内での生息が確認されています。当社ではオーストラリアからの荷物の中に本種が紛れ込んでいた事例がありました。コワモンゴキブリはワモンゴキブリに比べひとまわり小さいですが、胸部の紋様はより鮮明で前翅外側が乳白色になります。幼虫も赤褐色〜茶褐色ですが規則的な白紋が入るため容易に区別できます。

【トビイロゴキブリ】


紋様明瞭個体

明瞭な胸部紋様

腹部に保持される卵鞘
衛生害虫として認知されているわりには国内での生息数は少なく南西諸島をはじめ九州などで発見例があります。東京都や関西、中国地方でも一年を通じて暖かな地下街等では生息が確認されています。全身が鳶色をして体長が30〜38mm程度に成長しワモンゴキブリより一回り小さいです。本種は単為生殖が可能なので雌のみの侵入でも増殖するリスクがあります。

【キョウトゴキブリ】

在来種では、ヤマトゴキブリに次いで第二の家屋侵入種で比較的最近発見された種です。チャバネゴキブリに近縁な種ですが弱冠大きめで生息数が少なく、重要視はされていません。生息域としては新潟県や京都府を始め福岡県などに点在しているようで大きな地域性はありません。住宅やスーパーマーケットで発見されていますが屋外で発見されることの方が多いです。キョウトゴキブリは体色、つやなどはヤマトゴキブリに似ています。少々緑がかった茶褐色で胸部に橙の紋様が入ります。卵鞘には横線のような紋様が入ります。

【モリチャバネゴキブリ】

在来種のモリチャバネゴキブリは外来の家屋侵入種で有名なチャバネゴキブリと同属で基本的には森林などの外に生息しています。チャバネゴキブリと非常に似ていて前胸背板の紋様で区別できます。モリチャバネゴキブリはチャバネゴキブリと違って自由に飛翔します。枯れ草などの堆積した場所を好み枯れ死植物質を摂取します。家屋侵入は稀でほとんどが人為的なものによります。

【ハイイロゴキブリ】

ハイイロゴキブリ成虫♀

前胸背板紋様

ハイイロゴキブリ幼虫
国内での帰化の確認はできませんが、移入種としての扱いが濃く、最近のゴキブリペットブームによって発見されたものがほとんどだと思われます。寒さには強くないですが卵胎生で繁殖力が強く条件が揃えば大発生する可能性がある種です。体色は灰褐色と黒斑となり多種と容易に区別できます。

【オガサワラゴキブリ】

世界中の熱帯、亜熱帯に分布するオガサワラゴキブリは国内では名の由来の通り小笠原諸島をはじめ南西諸島、九州や関東、中部地方でも見つかっています。本種は土中や湿り気のある石や倒木の下によく見られ餌を探すときだけ家屋に侵入されることがあります。土に潜るのに適した形状の前胸背板をしています。雌のみで単為生殖により増え卵胎生で繁殖力が旺盛です。

【サツマゴキブリ】

本種は他の家屋侵入性ゴキブリとは形状が少し異なり成虫の翅はほぼ退化しています。温暖な地域に分布するため九州以南及び小笠原諸島、四国などに分布しますが南洋樹などの移植などにより関東地方でも人為的な発生が報告されています。本来、野外種なので森林の落ち葉下や朽木の下に生息していますが旧家などでは床下に侵入し定着することがありますが居住スペースに侵入することは稀です。

【ヨウランゴキブリ】

洋蘭の輸入と共に国内に持ち込まれたとされるヨウランゴキブリはチャバネゴキブリ科に属し体長は10mm程度で水苔などがある多湿環境を好みます。体色のベースは茶褐色、胸部背面は乳白色と褐色の紋様が入り縁は透明な美麗種です。パナマゴキブリと呼ばれていましたが近年、オーストラリアが原産国であると確認されました。

【チャオビゴキブリ】

アフリカ原産と言われているチャオビゴキブリは温暖な地域、場所を好み国内では小笠原諸島のみに生息していると言われます。生息地域では積極的に家屋に侵入し電化製品のモーターなど暖かい場所に営巣します。非常に繁殖力が強く比較的チャバネゴキブリの生態に類似します。形態的にも本土のゴキブリの中では明瞭な斑紋、帯の模様を要し同定は目視で容易にできます。画像個体は神奈川県相模原市にて捕獲した個体で人為的に持ち込まれたと思われます。

【トルキスタンゴキブリ】

別名チュウトウゴキブリとも呼び最近国内での発見事例もあがっています。在来種のヤマトゴキブリ同様雌雄異形です。温暖な地域に生息しているため本土の冬は越せないので繁殖場所はコワモンゴキブリなどと同様限定されます。本種は爬虫類などのペットの餌として流通しているため、それが原因で生息確認がされていると思われます。また通常のゴキブリと違い足に爪間板が無いため表面に凹凸の無い場所は上がれないため生息範囲は狭まります。

【トウヨウゴキブリ】

トウヨウゴキブリ成虫♂

トウヨウゴキブリ成虫♀

トウヨウゴキブリ幼虫
東アジアやアメリカでは一般的な害虫として認知されているトウヨウゴキブリ。一部ペットの餌として流通しているトルキスタンゴキブリと同属で雌成虫は短翅、雄成虫では腹端まで翅は到達しません。国内でも単発的に見つかることがありますが帰化していると言った報告は無く、今後の要注意種です。

種名 体長 卵数 卵期間 幼虫期間 成虫期間 脱皮回数
クロゴキブリ 27〜35mm 20〜24個 30〜47日 6ヶ月 7ヶ月 8〜10回
チャバネゴキブリ 12〜15mm 40〜48個 20〜28日 1〜2.5ヶ月 3〜5ヶ月 6回
ヤマトゴキブリ 25〜35mm 14〜18個 27〜35日 4〜12ヶ月 4〜6ヶ月 9回
ワモンゴキブリ 30〜45mm 14〜17個 30〜45日 3.5ヶ月 7〜23ヶ月 11回
コワモンゴキブリ 30〜35mm 24〜26個 40日 5〜12ヶ月 4〜6ヶ月 8〜10回
キョウトゴキブリ 14〜18mm 24〜32個 10ヶ月 3ヶ月 5〜7回
ハイイロゴキブリ 20〜30mm 20〜36個 3ヶ月 12ヶ月 8回
トルキスタンゴキブリ 20〜27mm 18〜22個 20〜40日 3〜5ヶ月 12ヶ月 6〜7回

【ゴキブリの食物】
家屋侵入性のゴキブリは全て雑食性です。何でも食べますが好物はでんぷん、油脂、肉、チーズなどです。硬い物より柔らかい物、大きい物より小さい物の方が喫食率は高くなります。食べ物とは別に水を良く飲みます。水が飲めないと比較的早く衰弱します。

【ゴキブリの嗅覚】
ゴキブリは触覚で臭いを感じ取ります。食べ物の臭いとゴキブリ間のフェロモンです。食べ物の臭いよりもフェロモンの方を拡く感じ取ることができます。食べ物の臭いを感じ取れる距離は4〜5立方メートル程度の範囲です。

【ゴキブリの耐性】
ゴキブリには一定の有効成分の殺虫剤を使用し続けるとその有効成分に耐性ができてしまい、その殺虫剤の効果が無くなってしまう個体群が出現してしまします。そのため複数の有効成分の殺虫剤を併用するのが効果的です。

【ゴキブリの卵鞘】

ゴキブリは産卵する時、卵を直接産まず複数の卵を殻に包んだ卵鞘を産みます。
外敵や乾燥から守るためです。卵数は種類によって異なります。卵鞘の状態では殺虫剤は効果がありません。

【ゴキブリが媒介する菌類】
ゴキブリ自身が宿主になるような細菌やウィルスはありません。ゴキブリが行動する過程で体表に付着する細菌類を媒介します。
【サルモネラ菌】
主に人や動物の消化管に生息する腸内細菌の一種であり、その一部が感染して病原性を示します。主に症状としては食中毒になりますが、発熱や嘔吐、下痢を起こし、重症化すると死に至る事もあります。
【黄色ブドウ球菌】
ブドウの房のように集まっている細菌類で食中毒の原因の他、化膿性疾患の代表的起因菌です。症状としては吐き気、嘔吐、腹痛、下痢になり発熱がありますが高熱にはなりません。
【赤痢菌】
人と猿のみを自然宿主とする腸内細菌の一つで主に経口感染により症状は下痢、発熱、血便、腹痛などを伴います。
【大腸菌】
環境中に存在するバクテリアの一つで腸内細菌であり温血動物などの消化管内に生息します。その中にはいくつかの病原性の物があります。病原性大腸菌の中には赤痢を引き起こす赤痢菌や腸管出血性大腸菌のO-111やO-157などがあります。
【腸チフス菌】
腸チフスはサルモネラの一種で感染源は汚染された飲み水や食べ物です。感染すると腹痛や発熱、関節炎、頭痛、食欲不振、咽頭炎、空咳が出ます。重症化すると40℃の高熱、血便を起こします。バラ疹と呼ばれる腹部や胸部にピンク色の斑点が現れます。

【ゴキブリの糞】

ゴキブリの糞には集合フェロモンと言う仲間を集める成分が含まれています。
環境にもよりますが集合フェロモンの効果が一年以上持続することも証明されています。

【クロゴキブリ喫食の様子】
【チャバネゴキブリ孵化の様子】
【コワモンゴキブリ喫食の様子】
【薬剤散布により行き場を失うチャバネゴキブリ】


ゴキブリは種類を問わず暖かくて水と食べ物がある場所を好みます。なお、一日中暗所になっている場所に営巣します。営巣場所にはたくさんの糞をするので、糞の中に含まれる集合フェロモンによって他の個体も集まります。 駆除を実施するにあたり、営巣場所を見つけるのはとても重要なポイントです。ゴキブリが好んで営巣する場所は生ゴミを廃棄したゴミ箱や段ボール、水を扱うシンクの裏や水洗廻り、電気が通るコンセントや電化製品のモーターなど暖かい場所になります。



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