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食品に被害を与える虫は数多く存在します。それぞれの食品害虫には嗜好性が有り動物質を好む種、植物質を好む種、乾物類、生もの、劣化した食品など様々です。動物標本などを加害する種も食品害虫として扱われます。幼虫、成虫共に食品を加害する種、成虫になると食品を加害しない種など多種多様の生態を把握することが食品害虫防除において重要です。
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【コメノゴミムシダマシ】
日本を含む世界共通種で体長は12〜15mm程度で体表に艶が無く黒褐色をしています。幼虫は黒褐色に光沢を有します。穀物の粉を好み小麦粉や糠、乾麺など生成される過程で生じる穀粉類などに誘引され建物に侵入します。小豆などを放置していた農家などでも倉庫内で被害を受けた事例があります。
コメノゴミムシダマシ成虫
コメノゴミムシダマシ幼虫
コメノゴミムシダマシ蛹
羽化後間もない成虫
【チャイロコメノゴミムシダマシ】
日本を含む世界共通種で生態はコメノゴミムシダマシ同様です。相違点は体色に有り、黒褐色から暗褐色にやや艶を有し、足は茶褐色をしていて慣れると容易に見分けることができます。幼虫は黄褐色をして体節は暗褐色をしています。爬虫類などのペット用の餌として流通しています。流通の際、脱走、餌として購入された物を野外に放つなどされ帰化してしまっている可能性もあります。
チャイロコメノゴミムシダマシ成虫
チャイロコメノゴミムシダマシ幼虫
チャイロコメノゴミムシダマシ蛹
羽化後間もない成虫
【クロゴミムシダマシ】
クロゴミムシダマシは日本固有種で体型は円筒型で細長く黒褐色をして艶が有り足は茶褐色とチャイロコメノゴミムシダマシと非常に似ていますが若干体長に丸みがあります。成虫、幼虫共に製粉工場や農家の倉庫などの床の穀粉や籾殻が堆積したような場所に生息しています。
クロゴミムシダマシ成虫
タヌキの溜糞に集るクロゴミムシダマシ
クロゴミムシダマシ幼虫
【ガイマイゴミムシダマシ】
世界共通種で近年はペット用爬虫類の餌として幼虫が販売されています。成虫は円筒形で楕円形をしています。体表には艶が有り黒褐色をしていますが光の当たり具合により紫っぽく見えます。体長は5〜7mm程度です。鞘羽には条線が入ります。幼虫は棒状で茶褐色から黄褐色をし体節に白線を有します。製粉工場や飼料保管庫などの床に放置された穀粉などに生息します。
ガイマイゴミムシダマシ成虫
ガイマイゴミムシダマシ幼虫
動物性乾物にたかる成虫
【コクヌストモドキ】
穀粉を食害する甲虫としては一番よく見るのが本種です。日本を含む世界共通種で体色は茶褐色をして体長は3〜4mmです。幼虫は黄褐色から茶褐色をし光沢を有します。飛翔力が有り行動範囲は広く食品工場や穀物倉庫などに侵入し穀粉などを加害します。触覚の第三節までが肥大し近縁種のヒラタコクヌストモドキと比べ複眼間が狭いので容易に区別できます。新築の木造家屋に大発生することがあり原因は解明されていませんが新建材や接着剤などに含まれる成分が誘引の一つと考えられています。
コクヌストモドキ成虫
コクヌストモドキの交尾
穀粉にたかる成虫
【ヒラタコクヌストモドキ】
コクヌストモドキ同様、世界共通種で形態的にも非常に似ています。体色体長は同じで相違点としては触覚が先端に向かうに連れて、なだらかに大きくなるのと複眼間がコクヌストモドキに比べて広く容易に区別できます。食性も同様です。しかしコクヌストモドキのように飛翔能力が有りません。
ヒラタコクヌストモドキ成虫
ヒラタコクヌストモドキ幼虫
穀粉にたかる成虫
【コクヌスト】
劣化した穀類に集まるコクヌストは体長1cm程度と大きくカビの生えた穀類のほか健全な貯蔵穀物、他の貯穀害虫を捕食する肉食性が強い純粋な食品害虫ではありません。遭遇率も低く見受ける機会はあまりありません。
コクヌスト成虫
コクヌストの大顎
穀物に集る成虫
【コクゾウムシ】
日本を含む世界共通種でイネ科の大害虫です。ゾウのような長い口器を有し穀粒を食害します。体長は3mm前後で黒褐色、鞘羽に茶褐色の斑紋を有します。穀粒の中で幼虫は成長するため穀粉などの小さな粒子の物では成長できません。成虫は穀粉でも加害します。米や小麦、トウモロコシ、パスタなどの穀粒や固形物に産卵し幼虫が成長します。
コクゾウムシ成虫
コクゾウムシの触覚
穀粉にたかる成虫
【ノコギリヒラタムシ】
日本を含む世界共通種で穀粉を食害します。体長は3mm程度と他の食品害虫と大きさに差異はありませんが名の由来の通り体型が非常に平坦でわずかな隙間でも容易に侵入されます。ノコギリヒラタムシの侵入を物理的に防ぐのはほぼ困難です。穀物類を加害する際、深層には入らず表面を加害していきます。冬の時期にベランダなどに大発生することが有り室内に侵入されることがあります。コクヌストモドキ同様原因は不明です。
ノコギリヒラタムシ成虫
ケナガコナダニを捕食する成虫
穀粉にたかる幼虫
【カクムネチビヒラタムシ】
乾燥植物質を加害する貯穀害虫で体長が2mmしかなく非常に平たいので一度開封した梱包袋での侵入を阻止するのはまず無理です。乾燥シイタケの害虫としても有名で樹皮の裏側に生息することもあります。国内にも多種のカクムネヒラタムシ類が生息していますが雌より雄の触角が長いのが特徴で肉眼で種類を見極めることは不可能です。穀粒でなく穀紛を加害します。
カクムネチビヒラタムシ成虫♀
よく飛翔する成虫
乾燥シイタケに集る成虫
【タバコシバンムシ】
日本を含む世界共通種で赤褐色から茶褐色をして微毛を有します。体長は幼虫時期の栄養摂取量により2〜3mm程度に成長します。触覚は同型同大ののこぎり歯状の節が連なります。鞘羽は平滑です。乾燥した動物質、植物質共に食害し固形物に侵入します。畳のい草を加害することで知られ籐製のカゴ製品などからも発生しています。ベニヤ板を張り付けて製材する際に使用する糊も小麦粉などを混ぜたものを使用するためベニヤの中に侵入し木材を加害しているように思われがちですが糊の成分の小麦粉を食害しています。走光性が有るため夜、室内の明かりに誘引され侵入します。飛翔能力が高く繁殖力も強いです。
タバコシバンムシ成虫
タバコシバンムシ幼虫
タバコシバンムシ蛹
丸まった成虫
畳の脱出孔
ベニヤからの脱出屑
ベニヤからの脱出
穀粉を混ぜた板材からの脱出
梱包食品の中で繁殖
【ジンサンシバンムシ】
日本を含む世界共通種で乾燥動稙物質の固形物に侵入して成長します。体長は2〜3mmで赤褐色から茶褐色をしタバコシバンムシと類似しています。タバコシバンムシとの判別では触覚の形状で先端の第9〜第11節が肥大していること、鞘羽の左右にそれぞれ11本の条線があることで区別できます。食性はタバコシバンムシより若干加害する範囲が狭く畳のい草は加害しませんが木材や書籍を加害します。殺鼠剤やドライフラワー、動物標本、漢方の生薬なども加害されます。またシバンムシアリガタバチの寄り主と知られ人が刺されることがあります。
ジンサンシバンムシ成虫
成虫孵化直前
ジンサンシバンムシ蛹
【シバンムシアリガタバチ】
シバンムシアリガタバチは寄生蜂の一種でタバコシバンムシやジンサンシバンムシの幼虫に寄生することが知られています。体色は赤褐色に光沢を有し雌は2mm雄は1.5mmで非常に細く、ただでさえ小さいのに肉眼で確認するのは容易ではありません。蜂なので雌は針を持っているため人が接触すると刺します。痛みや腫れを引き起こし、時にはアナフィラキシーショックを起こすこともあり危険です。発生はタバコシバンムシやジンサンシバンムシの発生に起因するためシバンムシ類が発生しないよう注意することが重要です。

【ヒメマルカツオブシムシ】
日本を含む世界共通種で体長は3mm程度、球形に近く体色は黄褐色をベースに白黒の斑紋を有します。乾燥動物質の他、毛織物などの繊維も加害します。アクリルなどの化学繊維は加害しません。成虫は交尾後、コデマリの花などに飛んで行き花粉を摂取します。幼虫は成熟すると成虫より大きく4mmを超え各節に多数の立毛を有します。尾端に毛束を有し槍状毛と呼び外敵への防御として役割を担います。
花粉を食べる成虫
コデマリに集まる成虫
幼虫の立派な槍状毛
若齢幼虫
終齢幼虫
槍状毛で威嚇する幼虫
【シロオビマルカツオブシムシの一種】
ヨーロッパに分布し比較的低温にも強く輸入雑貨などと一緒に国内に持ち込まれます。体長は4mm強とヒメマルカツオブシムシよりやや大きく球形をしています。体色は黄褐色をベースに白黒の斑紋を有し体の中央に白帯が入ります。幼虫は各節に多数の立毛を有し一対の黒斑が有ります。国内では散在的に発見されますが帰化しているかは不明です。
シロオビマルカツオブシムシの一種成虫
シロオビマルカツオブシムシの一種幼虫
シロオビマルカツオブシムシの一種蛹
【マダラカツオブシムシの一種】
近年国内で散見されるようになったカツオブシムシの一種で黒褐色に白色と茶褐色の斑模様を有します。食物に対する適応性が高く乾燥動物質や種子、ナッツ類、デンプン製品などの乾燥植物質などを接食します。今後分布域を広げて行く可能性が懸念されています。
チャマダラカツオブシムシの成虫
マダラカツオブシムシの一種成虫
マダラカツオブシムシの幼虫
【チビケカツオブシムシ】
日本を含む東アジアに分布し体長は2〜2.5mm程度、ほぼ球形で全身に長い立毛を有します。体色は黒褐色です。幼虫は放射状に立毛を有し非常に毛が長いです。食性は昆虫の脱皮殻や死体などの動物質の物から食品工場などの塵介にも発生します。生息数は非常に少なく繁殖力も弱く大発生することはあまりありません。
チビケカツオブシムシ成虫
チビケカツオブシムシ幼虫
チビケカツオブシムシ蛹
乾燥動物質にたかる成虫
【ヒメカツオブシムシ】
日本を含む世界各地に分布し黒褐色で体長3.5〜5.5mmに成長します。楕円形の形をし幼虫は赤褐色で棒状です。頭部から尾端に向かって狭くなります。尾端には長い毛束を有し8〜9mm程度まで成長します。蛹は乳白色をしています。乾燥動物質に集まり動物標本やペットフード、植物質では絹織物や羽毛、皮革などの衣料繊維などが汗や皮脂などで汚染された部分を加害します。成虫はヒメジヨンやマーガレットに訪花し花粉を摂取することで知られています。
ヒメカツオブシムシ成虫
ヒメカツオブシムシ幼虫
ヒメカツオブシムシ蛹
乾燥動物質にたかる成虫
【トビカツオブシムシ】
日本を含む世界共通種で楕円形をして体長9mm程度、黒褐色をしています。体表面に黄色の短毛を有します。食性は動物性の乾物を摂取するため食品では鰹節や煮干など梱包材を貫通して食害します。被害としては食品よりも建物に侵入した獣類が天井裏などで死亡し干からびると群がり食害を始め増えると天井から室内に落ちてくるなどの事例が多発しています。幼虫は身体全体に長毛を有し毛虫のようなので非常に不快感を与えます。
トビカツオブシムシ成虫
トビカツオブシムシ幼虫
トビカツオブシムシ蛹
乾燥動物質にたかる成虫幼虫
【ハラジロカツオブシムシ】
日本を含む世界共通種で体長は10mm程度とトビカツオブシムシより大きく成長します。体色は黒褐色をベースに胸部背面縁側と腹部全面に白毛を有します。幼虫は茶褐色に頭部から尾端まで中央に白線を有します。食性はトビカツオブシムシに準じます。飲食店厨房などで床に放置された肉片などに誘引され大発生することがあります。植物質の物は一切加害しません。
ハラジロカツオブシムシ成虫
ハラジロカツオブシムシ幼虫
ハラジロカツオブシムシ卵
乾燥動物質にたかる成虫幼虫
【アズキゾウムシ】
日本を含む世界共通種で体長は2〜3mm程度、茶褐色をベースに白や濃茶の複雑な斑紋を有します。雌雄では触覚が異形で容易に区別できます。串状の触覚を有するのが雄です。食性としてはアズキやササゲを加害します。豆の表面に産卵し幼虫はそのまま豆の中で成虫になるまで過ごします。ゾウムシとは呼びますがコクゾウムシなどのように口器が長くなるような形態はしていません。
アズキゾウムシ成虫♂
アズキゾウムシ成虫♀
小豆にたかる成虫と産卵された小豆
静止時のアズキゾウムシ
アズキゾウムシ顔面
飛翔するアズキゾウムシ
【ニセセマルヒョウホンムシ】
日本を含む世界共通種で体型は球状をし強い光沢のある赤褐色をしています。後方に隆起した鞘羽は左右が融合して飛ぶことはできません。食性は乾燥動稙物質で名の由来の通り動物の標本などを加害する重要な文化財害虫に指定されています。他にも動物の糞や穀粉、煮干、毛織物からも発生します。耐寒性が強く冬季にも活動します。
ニセセマルヒョウホンムシ成虫
ニセセマルヒョウホンムシ幼虫と蛹室
大繁殖したニセセマルヒョウホンムシ
【ナガヒョウホンムシ】
文化財害虫に指定され動物標本などの動物性タンパク質から米糠、トウモロコシ粉などの植物性タンパク質まで広く加害します。雌雄異形で鞘羽には特徴的な紋様を有します。外見はカミキリムシに似ていますが体長が2.7〜5mm程度と小さくヒョウホンムシ特有の脚の形をしているので容易に区別できます。12月などの冬季に活発に活動し天井裏のトラップに捕獲されたネズミからもよく発生します。
ナガヒョウホンムシ成虫♀
鞘羽紋様
ナガヒョウホンムシの顔面
【ヒメヒョウホンムシ】
日本を含む世界共通種で体長2〜3.5mm程度です。赤褐色をし雌雄異形で雄より雌の腹部の幅が広くなります。鞘羽に特徴的な条線を有します。乾燥した穀類や種子をはじめ動物標本や糞を食害します。1〜3月の厳寒期に成虫が発生することが多く耐寒性がありますが他のヒョウホンムシに比べて発生数、被害件数は少ないようです。
ヒメヒョウホンムシ成虫♂
ヒメヒョウホンムシ成虫♀
穀粉にたかる成虫♂
穀粉にたかる成虫♀
【アカアシホシカムシ】
アカアシホシカムシは動物性植物性タンパク質を加害する食品害虫、文化財害虫に指定されています。体長は雌が6mm程度、雄が3.5mm程度で体色はグリーンメタリックの光沢を有し脚は赤褐色をしています。歩行が早く飛翔性もあり移動手段に長け分布は本州以南に生息します。耐寒性が強く冬季に活動が活発になり成虫または幼虫で越冬します。走行性があり灯火に誘引され乾燥加工食品などを扱う工場などで大発生することがあります。
アカアシホシカムシ成虫♀
アカアシホシカムシ交尾
アカアシホシカムシ幼虫
【アカクビホシカムシ】
乾燥動植物質を栄養源とするアカクビホシカムシは干魚や飼料を摂食します。全身瑠璃色をして腹面、背面共に胸部と腹部上端と脚が赤色をしています。畜舎の廃材処理場や生ゴミ処理施設でよく見受けられアカアシホシカムシと混生していることがあります。体長は雌雄共にアカアシホシカムシ同様です。
アカクビホシカムシ成虫♀
アカクビホシカムシの腹面
動物質を摂食する成虫
【ノシメマダラメイガ】
日本を含む世界共通種で体長7〜8mm程度で白灰色に体後半部が青褐色に茶褐色の斑紋を有します。幼虫は乳白色に頭部は茶褐色と一般的な色彩です。成虫は食べ物を摂取しませんが幼虫は小麦や糠などの油分の多い乾燥加工食品を加害します。チョコレートなどにも発生しますが穀類に比べ成長はなだらかです。穀物を加害する蛾としては国内で一番被害の多い種です。
ノシメマダラメイガ成虫
ノシメマダラメイガの交尾
ノシメマダラメイガ幼虫
【スジマダラメイガ】
日本を含む世界共通種で体長は8〜12mm程度、灰褐色に体中央を暗褐色と茶褐色の帯状紋を有します。幼虫は乳白色に茶褐色の頭部、体表面には点紋が有ります。ノシメマダラメイガの次に被害の多い種で食性は同様です。二種が混在する被害が多くあります。
スジマダラメイガ成虫
スジマダラメイガの交尾
スジマダラメイガ幼虫
【スジコナマダラメイガ】
日本を含む世界共通種で暑い地域には生息しません。国内でも南西諸島などの気候を苦手としています。体長は15mm程度と比較的大きく灰褐色をし体中央をジグザグの帯状紋を有します。幼虫は乳白色に点紋を有し頭部は茶褐色をしています。穀粉を好み精米所や飼料工場などの床に溜まった穀粉などに発生します。
スジコナマダラメイガ成虫
スジコナマダラメイガの交尾
スジコナマダラメイガ幼虫
【イッテンコクガ】
日本を含む世界共通種で雌雄異紋様で雌は体長10mm程度で灰褐色に一対の黒点を有します。雄は体長7mm程度で雌同様灰褐色ですがやや羽外縁付近に一対の黒点を有し明褐色の紋様を有します。幼虫は灰褐色をし微小な点紋を有します。別名ツヅリガとも呼ばれ老齢幼虫は綴りの中から出て蛹化します。
イッテンコクガ成虫♂
イッテンコクガ成虫♀
イッテンコクガ幼虫
イッテンコクガ幼虫
【コクマルハキバガ】
日本を含む世界共通種で大きな特徴は口器の前が牙のような形状をしていることです。体長は12mm程度で灰褐色に三対の黒点と一対の白点を有します。幼虫は乳白色に頭部が茶褐色と一般的です。幼虫が貯蔵穀物の害虫で米、麦、粟、トウモロコシなどを加害します。ノシメマダラメイガやスジマダラメイガに比べると被害の割合は一割にも満たないほど少ないです。

コクマルハキバガの成虫


【チャタテムシ類】
チャタテムシ全般は小麦粉や鰹節などの乾燥動稙物質をはじめキャラメルやチョコレート、チーズなどの加工食品、動物標本や障子、壁紙を貼り付けた糊、畳などに繁殖したカビなど様々な物に発生します。家屋に侵入するチャタテムシ類は1〜1.5mm程度と極小で異物混入の問題としての被害もあります。日本を含む世界に分布し雌のみの単為生殖によって増殖するため雄は発見されていません。よくダニと間違われます。分類が進んでおらず同定が困難な種のひとつです。
ヒラタチャタテ
カツブシチャタテ
ソウメンチャタテ
ウスグロチャタテ
ホンチャタテ
チャタテムシの一種
ツヤコチャタテの一種
マルコチャタテ
スカシチャタテ
トガリチャタテ♀
トガリチャタテ♂
クリイロチャタテ
カシヒメチャタテ
カシヒメチャタテ幼虫
穀物に集るヒラタチャタテ
【コメノケシキスイ】
日本を含むアジア全土に生息し国内ではコクヌストモドキ、コクゾウムシ同様、頻繁に見る食品害虫です。体長は2〜2.5mmと小さく触覚の先端が円状に肥大するのが特徴的で鞘羽も腹部先端まで届かず途中で切れたような形態をしています。健全な穀物よりも劣化した物に集まる傾向にあります。飛翔能力に長け繁殖力も強いため侵入されると被害が大きくなります。
コメノケシキスイ成虫
穀粉にたかる成虫
穀粉にたかる幼虫
【クリヤケシキスイ】
世界中に移入分布するケシキスイの一種で劣化してカビの生えたような穀物を好む他、乾燥果実の害虫としても知られています。被害の多いコメノケシキスイより一回り大きく2.5〜3.5mmになります。鞘羽には黄褐色の斑紋が特徴的です。
クリヤケシキスイ成虫
糠に集るクリヤケシキスイ
クリヤケシキスイの大顎
【アナナスケシキスイ】
世界各地の温帯から熱帯地域に移入分布するアナナスケシキスイは比較的大きく体長2.8〜4mm程度に成長します。健全な穀類を加害することは無く、吸湿して劣化したものを好みます。樹液や熟した果実にも集まります。鞘羽の上部側端に三角形の明褐色の紋様を有し触角、各脚も同様になります。
アナナスケシキスイ成虫
成虫側面
鞘羽紋様
【ガイマイデオキスイ】
世界共通種で体長は2〜3mmと小さく乾燥果実及び吸湿してカビの生じた穀類に集まります。
ガイマイデオキスイ成虫
【クリイロデオキスイ】
世界共通種で体長は2.5〜4mmと大型で全体が茶褐色をしています。吸湿した穀類や樹液に見つかります。
クリイロデオキスイ成虫
【ウスチャデオキスイ】
世界共通種で体長は2〜3.5mmと中型で全体が明褐色をしています。吸湿した穀類に散見します。
ウスチャデオキスイ成虫
【カドコブホソヒラタムシ】
日本全国に生息する食菌性の甲虫で穀類に生えるカビを摂食します。健全な穀類を食害することはほとんどなく床に堆積した古い物を好みます。灯下によく集まるため食品工場や貯穀倉庫に見受けられます。赤褐色をして体長は1.5〜2.5mm程度です。最大の特徴は胸部側縁の前方に瘤状に隆起した突起があります。
カドコブホソヒラタムシ成虫
カドコブホソヒラタムシ成虫
劣化した穀物に集まる成虫
【ホソムネホソヒラタムシ】
日本全国に生息する食菌性の甲虫で穀類に生えるカビを摂食します。健全な穀類を食害することはほとんどなく床に堆積した古い物を好みます。灯下によく集まるため食品工場や貯穀倉庫に見受けられます。体型は細長く体長は2.5〜3.1mm程度です。茶褐色をして胸部側縁は緩やかな弧を描き前方には刺状突起があります。両眼後部に突起はありません。
ホソムネホソヒラタムシ成虫
ホソムネホソヒラタムシ胸部背面
劣化した穀物を摂食する成虫
【アタマホソヒラタムシ】
日本全国に生息する食菌性の甲虫で穀類に生えるカビを摂食します。健全な穀類を食害することはほとんどなく床に堆積した古い物を好みます。灯下によく集まるため食品工場や貯穀倉庫に見受けられます。体型は細長く体長は2.0〜2.8mm程度です。茶褐色をして胸部側縁は緩やかな弧を描き前方には刺状突起があります。両眼後部に突起はありません。
アタマホソヒラタムシ成虫
アタマホソヒラタムシ胸部背面
劣化した穀物を摂食する成虫
【ミツカドホソヒラタムシ】
日本全国に生息する食菌性の甲虫で穀類に生えるカビを摂食します。健全な穀類を食害することはほとんどなく床に堆積した古い物を好みます。灯下によく集まるため食品工場や貯穀倉庫に見受けられます。フタトゲホソヒラタムシやホソムネホソヒラタムシに比べると遭遇率は低く被害も少ないです。胸部側縁が後方から前方に向け著しく広がり前方の刺状突起は他種に比べると顕著です。
ミツカドホソヒラタムシ成虫
ミツカドホソヒラタムシ胸部背面
劣化した穀物を摂食する成虫
【ヒメマキムシ】
ヒメマキムシの代表種で全体的に赤褐色をして1.5〜1.8mmと小さく食菌性で劣化してカビた穀類や腐植質から見つかります。野外では枯枝や竹笹に見つかり建築物内でもカビが発生すると散見されます。
ヒメマキムシ成虫
【ムナビロヒメマキムシ】
食菌性で食品から検出されますが食品に発生するカビが原因になります。体長は1.0〜1.5mmと小さく体色は褐色をして世界各地に分布しています。ヒメマキムシ類の中では最も目にする種の一つです。
ムナビロヒメマキムシ成虫
【ムネアカヒメマキムシ】
食菌性のムネアカヒメマキムシは北海道を除く日本全国に分布します。体長は1.2〜1.7mmと極小で全身、赤褐色をしています。新築の木造住宅やマンションに発生することが多く劣化した食品にも発生します。
ムネアカヒメマキムシ成虫
【ユウレイヒメマキムシ】
ユウレイヒメマキムシはカビ食性で食品に生えるカビに発生し異物混入として問題になります。新築の木造住宅や鉄筋コンクリートマンションで大発生することがあり原因は生木の使用や結露によるカビの発生によるものです。体長は1.5mmと非常に小さく体色は明褐色をして胸部背面には乳白色の蝋状物質が付着していますがその蝋状物質は剥離することもあります。
ユウレイヒメマキムシ成虫
ユウレイヒメマキムシ交尾
大繁殖したユウレイヒメマキムシ
【ヒメムクゲオオキノコ】
ナガムクゲキスイ属の一種で製粉工場等の床に堆積して劣化した穀類に集まります。落葉層や樹皮下に普通で菌類やキノコを摂食しています。
ヒメムクゲオオキノコ成虫
【ヒラナガムクゲキスイ】
ナガムクゲキスイ属の一種で製粉工場等の床に堆積して劣化した穀類に集まります。落葉層や樹皮下に普通で菌類やキノコを摂食しています。
ヒラナガムクゲキスイ成虫
【チビヒラタケシキスイの一種】
全身が明褐色をしたチビヒラタケシキスイの一種で鞘羽が薄く後羽が透けて見えるため腹部背面が逆三角形の暗褐色紋様に見えるのが特徴です。
チビヒラタケシキスイの一種成虫
【チャイロコキノコムシ】
日本全国に分布し劣化した穀類に集まります。生息数も多く穀類に発生したカビを摂食し、よく灯下にも集まります。
チャイロコキノコムシ成虫
【フタオビヒメコキノコムシ】
劣化した穀類に集まり健全な穀類に興味は示さず体長2.5mm、全身は黒褐色をして明褐色の独特な紋様を有します。
フタオビヒメコキノコムシ成虫
【クロモンキスイ】
堆積した落ち葉の下に普通で腐植質を好み菌類に集まります。全身赤褐色をして黒い斑紋を有し、前胸背板側縁が隆起します。
クロモンキスイ成虫
【ツヤヒメマキムシ】
体長1mm程度、全身茶褐色をした甲虫で食品害虫として認知されています。食品に発生することもありますがカビを摂食している食菌性の昆虫です。
ツヤヒメマキムシ成虫
【ミジンムシの一種】
体長0.5mm程度の甲虫で暗褐色に明褐色の紋様を有します。食菌性でチャタテムシ類をはじめヒメマキムシ類等と混同して発見されるのがほとんどです。
ミジンムシの一種成虫
【チャイロミジンムシ】
体長0.3mm程度の甲虫で茶褐色をしています。食菌性でチャタテムシ類をはじめヒメマキムシ類等と混同して発見されるのがほとんどです。
チャイロミジンムシ成虫
【トビイロデオネスイ】
本来は腐植質に生息しますが吸湿されカビの繁殖した穀類などからも見つかります。体長は1.9〜2.5mm程度で全身褐色をしています。鞘羽の先端が裁断状になります。
トビイロデオネスイ成虫
トビイロデオネスイ成虫
【ホソムネデオネスイ】
世界的な汎用種で移入分布によるところが大きく体長は1.3〜1.8mm程度で胸部が後方に向けて細くなるのが特徴です。暗褐色で腐植質や劣化した穀類に見受けられます。
ホソムネデオネスイ成虫
ホソムネデオネスイ成虫
【カドコブデオネスイ】
国内では本州に移入分布し体長は2.1〜2.6mm程度になり全身赤身の強い褐色をしています。胸部側縁前方に強い隆起があるのが特徴で食性は他のデオネスイ同様です。
カドコブデオネスイ成虫
カドコブデオネスイ成虫
【ホソカタムシの一種】
世界各地に分布し食菌性、捕食性の微小甲虫で体長2〜4mm程度に成長します。朽木等の樹皮裏に生息する種が多い中、穀類等に紛れて発見されることがあります。
ホソカタムシの一種成虫
ホソカタムシの一種成虫
【アトグロホソアリモドキ】
成虫、幼虫共に落葉層や樹皮下に生息し菌類を主食としています。穀類の劣化によるカビに誘引され散見されますが大発生することはありません。アリの様な容姿の甲虫で鞘羽の後半が黒く全体は赤褐色をしています。
アトグロホソアリモドキ成虫
アトグロホソアリモドキ成虫
【ヨツボシホソアリモドキ】
成虫、幼虫共に落葉層や樹皮下に生息し菌類を主食としています。穀類の劣化によるカビに誘引され散見されますが大発生することはありません。アリの様な容姿の甲虫で頭部と腹部背面は黒褐色をし4つの斑紋があります。
ヨツボシホソアリモドキ成虫
成虫側面
【カシノシマメイガ】
日本を含む世界共通種で穀蛾類の中ではとても綺麗な紋様を有します。茶褐色を挟み黄褐色の帯状紋を有しそれぞれに白線が沿って縁取られます。体長は12mm程度です。幼虫は乳白色に頭部は茶褐色ですが体前半は暗褐色にくすみます。健全な穀類では成長せず劣化しカビが繁殖しているような状態を好みます。放置されしばらく経過した穀類に多く発生します。
カシノシマメイガ成虫
カシノシマメイガの交尾
カシノシマメイガ幼虫
【コメノシマメイガ】
日本を含むアジアに分布し体長は12mm程度で灰褐色に不規則な茶褐色の紋様が入ります。幼虫は特異で黒褐色に頭部は茶褐色と他の穀蛾とは真逆の体色をしています。別名コメノクロムシガとも呼ばれています。進化の過程でなぜこのように目立つ体色になったのかは解明されていません。カシノシマメイガ同様、多少劣化した穀粉を好み健全な物では順調に成長しません。前述の事からカシノシマメイガと混在することが多くあります。
コメノシマメイガ成虫
コメノシマメイガ幼虫
穀粉にたかる幼虫
【コクガ】
日本を含む世界共通種で体長は5〜6mm程度で黄褐色に茶褐色の斑紋を有します。非常に素早く他の穀蛾と比べると忙しなく感じます。食性は健全な穀物ではなく劣化した物を好み放置されカビが出ているような状態の物に誘引されます。建物内よりも敷地内の倉庫や庭などで発生する印象が強いかもしれません。
コクガ成虫
コクガの交尾
コクガ幼虫


劣化した穀類を摂食するカツブシチャタテ

光源に誘引されカバーに集まったヒラタチャタテ

穀粉上のコクヌストモドキの歩行形跡

シーリングライトのカバーに落ちたホンチャタテ

倉庫で保管されていた籾殻付きの米をコクヌストモドキにより食害

新築の室内に侵入する大量のコクヌストモドキ

食品庫で保管されていた小麦をヒラタコクヌストモドキにより食害

12月頃ベランダの外壁に大量のノコギリヒラタムシが侵入するも原因不明

梱包材を貫通し乾麺を食害するタバコシバンムシ

タッパーと食材の間に蛹室を作るタバコシバンムシの幼虫

ベニヤ板を製材する時に使用する糊を食害した後のタバコシバンムシの脱出口

脱出口より糞と一緒に落ちてしまったタバコシバンムシの幼虫

畳の裏に溜まったタバコシバンムシの大量の死骸と糞

畳のい草を食害するヒメカツオブシムシの幼虫

畳の隙間の塵介で大量繁殖したヒメカツオブシムシの脱皮殻

天井裏に営巣したコウモリのため糞から見つかったヒメカツオブシムシの幼虫

天井裏で哺乳類の亡骸を食害しライトカバーに落ちてきたトビカツオブシムシの幼虫

麻袋に保管された小豆に侵入するアズキゾウムシ

天井裏のネズミの糞を食害し繁殖するニセセマルヒョウホンムシの亡骸

台所の壁で蛹化したノシメマダラメイガ

ローチトラップに捕獲されたノシメマダラメイガ

放置された糠の表面を覆うスジコナマダラメイガの幼虫の吐糸と糞

食品庫に仕掛けた粘着トラップに掛かったイッテンコクガの幼虫

劣化した屑米に侵入したコメノシマメイガ幼虫

放置された乾燥豚肉に集るアカアシホシカムシ

収納ボックス裏に発生した青カビに集るユウレイヒメマキムシ

動物性乾物に集まるニセセマルヒョウホンムシ

馬糞の下で越冬していたコメノゴミムシダマシ幼虫

キッチン収納に発生したタバコシバンムシ

キッチン収納下に大量のジンサンシバンムシ死骸

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